首イボに「イボコロリ」は効く?首にできたイボを自宅で治す方法

皮膚の表面に出現する厄介者の「イボ」。
特に首にポツポツ浮かぶ「首イボ」は、肌の老化現象とも言われています。
完璧にメイクアップしても、コーディネートにこだわっても、首にイボが浮かんでいたら台無しですよね。

イボがコロリと死滅する!あなたは「イボコロリ」を知っていますか?

そんなイボを自宅で治す医薬品として有名なのが「イボコロリ」。
誰でも1度は耳にしたことのある製品名です。
横山製薬が製造・販売をしているこの薬は、なんと100年以上の歴史を持っています。

イボと言えば、イボコロリ。
しかし実際、首イボに対する効果はあるのでしょうか?

イボコロリとは

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出典:http://www.ibokorori.com/product/product_01.html

イボコロリは、主成分の「サリチル酸」に「コロジオン」と言う成分を添付した医薬品です。

○サリチル酸:角質の軟化し融解させる成分
○コロジオン:傷口を乾燥させ皮膜を作る成分

イボに少量ずつ塗布すると、まずコロジオンが乾燥して白い皮膜を作り、その中でサリチル酸が患部へと浸透していく仕組みです。
3〜4日続けることで塗布した部分が白く変色していき、表面が柔らかく剥がれ始めます。
それをピンセットなどで剥がしていく…と言う手順です。

聞いているだけで痛そうですが…。

簡単に言うと、イボを腐食させて徐々に小さくしていくわけですね。

序盤から確信に迫りますが、残念ながら首イボには使えません。
イボコロリの用途を間違えると、大切な肌に新たなトラブルを抱えてしまいます。

イボコロリが首イボに聞かない理由

イボ治療のための医薬品が、なぜ首イボに効かないのか…それは「イボの種類」が違うためです。

イボには、ヒトパピローマウィルスによって発生する「感染性」と、別の要因によって発生する「非感染性」があります。
それぞれ出来る部位やイボの大きさも異なり、大きく6種類に分けられます。

○手足の関節に発生する円形状の「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」
○足の裏に発生する平たい「足底疣贅(そくていゆうぜい)」
○顔や首、脇など摩擦の多い部位に発生する「老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)」
○脇、肘や膝、胸などに発生する「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」
○顔や手の甲に発生する「扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)」
○性器とその周辺に発生する尖圭コンジローム(せんけいこんじろーむ)

首イボとは、上記のうちの赤文字部分「老人性疣贅」にあたります。
これは6種類の中で唯一「非感染性」と言われるタイプのイボです。
はっきりとした要因は未だにわかっていないそうですが、紫外線によるダメージ、衣服やアクセサリーによる摩擦で肌に負担を与え続けることで、加齢とともに発生する「皮膚の変異」だと考えられています。

ターンオーバーの低下と共に、長年の肌ストレスが表面化するイメージですね。

前述のイボコロリは、比較的硬い表皮を持つウィルス感染性のイボに使用する薬です。間違っても皮膚の薄い顔や首に使ってはいけません。

「イボなんてどれも同じでしょー?」と安易に考えないようにしましょう。
イボコロリに含まれるサルチル酸は、角質を「融解」します。
つまり皮膚を腐食させる作用があるので、ケロイド状の痕が残るなど健康な皮膚にまで影響を与える可能性が高いのです。

「イボコロリ」の注意書きをキチンと読みましょう

なぜかネットの口コミなどで「イボコロリで首のイボを治した」「イボコロリで首のイボが剥がれた」と言った情報を見受けますが、真に受けないようにしてください。
イボコロリの本体にも、下記のような「注意書き」があります。

○顔や首など皮膚の柔らかい部分、粘膜のある部位には使用しない

さらに使ってはいけない症状の中に「老人性イボ」が記載されています。

○水イボ
○老人性イボ(黒褐色の扁平なイボ)
○尖圭コンジローム(肛門しゅうへにゃ外陰部にできたイボ)
○一列に並んだイボ・群生したイボ・身体に多発したイボ

これだけハッキリと記載されているのに、いまだにイボコロリが全てのイボに有効だと思う人もいるのですから…怖い話です。
先ほど例に出した「イボコロリで首イボを治した」情報提供者さんは、明らかに注意書きを無視した自宅治療をしていますね。
何のトラブルもなかったのは幸いです。
決して真似をしないでください。

長期戦覚悟なら「イボコロリ内服液」でもOK

イボコロリには液体や絆創膏型の他に「内服液」もあります。
ヨクイニンと言う有効成分が肌の代謝を高め、首イボにも効果的だとされていますが…かなり我慢強く続ける必要があります。

イボコロリ内服液を飲み始めて2週間ほどで首イボが小さくなったと言う声も聞きますが、あくまでも個人差があります。
何より、ヨクイニンがイボに効くと言う話には裏付けがありません。

皮膚科でも処方される薬なのですが、正直なところお医者様も「なぜヨクイニンが効くかは分かっていません」と回答するそうです。
「とりあえずヨクイニン出しておきますね」程度のものらしいので、過剰に期待を寄せるのはやめたほうが良いでしょう。

首イボを自宅で治したいなら化粧品でケアしましょう

市販薬の軟膏は、ほとんどがウィルス性の炎症に効果を発揮するものです。
肌の老化現象とも言える「首イボ」には、スキンケアに使うオイルやクリームが有効でしょう。

さて、あなたは首のスキンケアを気にしたことがありますか?

SPF値の高い日焼け止めクリームを使用している方や、首回りまでファンデーションを伸ばす方は特にケアが必要です。
普段からアクセサリーを愛用している方も、指で首の皮膚に触れてみてセルフチェックしましょう。
もしかしたら、イボの予備軍が発生しているかもしれませんよ?

顔のお手入れと同じように、首のスキンケアも徹底しましょう。

首イボ対策に有効な化粧品として人気急上昇中なのが「杏仁(アプリコット)オイル」
「あんず油」と呼んだほうが馴染みがあるかもしれませんね。
若く健康な肌に多く含まれる「パルミトレイン酸」が、加齢による劣化を防いで肌を若返らせる効果があります。

また、肌の酸化を防ぐ「パルミチン酸」も豊富で、紫外線でダメージを受けた肌に有効です。
「肌の若返り成分」がたっぷり含まれているので、肌の老化現象でもある「首イボ」対策に最適のオイルですよ。

肌の老化には「毛穴のつまり」も大敵です。
美肌成分をスムーズに吸収させるためには、毛穴をクリアな状態にすることが重要。

ドクダミエキス配合の化粧水などを使ったお手入れが効果的です。
高い殺菌成分と抗菌成分が豊富に含まれていて、肌を健康な状態に保ってくれます。
昔から愛用されている入浴剤を使ってみても良いでしょうね。

まとめ

いかがでしたか?

長い歴史を持つ「イボコロリ」ですが、残念ながら首イボの治療に使うには強すぎる医薬品です。
しかし魚の目やタコなど、硬い表皮で覆われたイボに対してはとても有効なお薬なので、使い方さえ間違えなければ心強い味方ですね。

何度も言いますが、決して首や顔には使用しないでください。

大きくなりすぎた首イボに悩む方は、皮膚科などの診療をお勧めします。
医療用ハサミでやレーザーでの切除で、5,000円〜8,000円と治療費は変わりますが、安全かつキレイにイボとさよならできますよ。
イボは再発するものなので、日頃のお手入れを心がけて、ツルツルで美しいデコルテを目指しましょう。

ご自身のライフスタイルにあった自宅ケアで、「いつまでもキレイね〜」なんて周囲から言われる肌を手に入れてくださいね。